詩人:花蓮
君を好きになって
何度あきらめようとしただろう。
大丈夫…
なんて嘘。
学校…違ったけど君は休みになると
会いに来てくれたよね。
「花蓮は俺の大切な子だよ」
そういったあなたは優しく私の頭をなでる
嬉しかった。
でもそれは、
「大切な心友」
って意味だったんだね。
「ごめんな」
ううん。あなたは悪くない。
ただ私が勝手に思い込んでいただけ。
でも本当に好きだった。
それだけは忘れないでほしい。
もうあなたは来ない。
遠くへ引っ越したから。
でも幸せになってね。
それだけが私の願い。
「ありがとう」
私の大好きだった人…