野上 道弥の部屋
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[1313] それを知った日
詩人:野上 道弥
それを知った日の昼
僕は小さなカフェにいた
知らずと滲み出た涙と微笑み
せめて君に「おめでとう」を言いたいけれど
届かない電子メール
もう本当に君は僕から離れてしまったと
それを知った日にもなった
君が結婚すると知った日の昼下がり
届かないおめでとうが泣いた
その光景を
店員サンだけが見届けていた
2003/04/05 (Sat)
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