詩人:清彦
現実感の喪失あの短い物語を思い出すあのペテン師は言うんだ人の世界はほとんどが記憶に過ぎない僕は頷いて辺りをもう一度見渡す何も代わり映え無い景色だ大きく息を吸い込むと ふと昨日みたいな今日に 立ってる何が現実かなんて解り得ないきっとまた夢の中でこれは夢だと悟るように僕は次の夢へ目を覚ます