詩人:KiraAya
僕たちはずっと一緒にやってきた
君を想わない日なんて 一日もなかった
出会ってから ずっと
僕は見たものも感じたものも
みんなみんな君に伝えてきた
嘘も真実もすべて
僕たちは子供だった
とてもちっぽけだった
傷ついたり触れ合ったり
傷つけたり離れたり
とてもちっぽけだった
きっと僕には君以外なにもなかった
誰より君に甘えていた
誰より君に素直だった
いつだって君に問いかけていた
いつだって君に救いを求めていた
僕は君がすべてだと思っていた
君が僕なんだと思っていた
君を失ったら僕を失うんだと思っていた
僕は君がすべてだった
君が存在するだけで癒されていた
君がいるから僕がいた
なにげない日常の中で
どんなにどんなに君が大切だったか
君は気づいていただろうか
7年も君を見てきた
出会った頃は何も怖くなかった
ずっと一緒に歩いて行けると信じてた
時が経って理由も解らず不安になった
いつか離れることがたまらなく怖かった
僕たちは大人になる
今になってやっと言える
ずいぶん遠回りしてきたみたいで
今になってやっとわかる
大丈夫なんだ
逢えなくても友達だって言える気がする
二度と逢えなくても友達だって言える気がする
傷つきながら歩ける気がする
たとえ道が違っても愛せる気がする
僕たちの手は繋がってる
明日もその明日もずっと
たとえ何もかも変わってしまっても
僕たちは今ここで笑いあってた
その真実だけ抱いてゆけるなら
きっと失うことなどない
きっと守ってゆける
君を好きだよ
ずっと思ってた
変わらない想い
限りない想い
10歳と11歳の僕たち
17歳と18歳の僕たち
24歳と25歳の僕たち
ずっと ずっと
明日も友達なんだ