詩人:満月
緑がきれいな田舎から、母の最後の手紙が届く 夜になっても明るい街へ 十数年間かわらず私への心配事を伝えてくれる 苦労重ね満足に電話も出来ぬ母へ、私は何も出来ないまま最後の手紙をそっとしまったぐっと込み上げてくる感情は、いつまでも私を責めつづける