詩人:山崎 登重雄
携帯が震えるたびに、絶対君からだって胸が高鳴る。
何気ない朝の挨拶でも、俺にとっては輝く太陽のような挨拶で。
窓をあけて、道行く人たちに教えてあげたいくらいだ。
美味しい店を見つけたり、ちょっと笑える事があると、すぐに君に知らせたくなる。
いつか君と二人で…なんて甘い夢を見て…
君の心の中に、俺という存在をローソクのように灯したいけれど。
恋に臆病な俺は、遠回しな言い方をするので精一杯。
だけど、どんな形でもいい。
君の心の中に、俺という存在を残したいから。
今夜、君に想いを伝えるよ。
あの、中に出してもいいですか。