詩人:百年草
花占いみたいに花びらの数だけスキとキライがあれば僕らはもっと一緒にいられたのかな?君のスキだった花の名前すら思い出せずに僕は独りで歩いているキライからはじまったわけでもキライで終わったわけでもないスキとキライだけで表せるモノでもないってわかってるそれでも―花びらの数だけスキとキライがあれば僕らはまだ笑いあって居られたのかな?名前も知らない花の前で僕は君を思い出していた数字とは違う方法で花びらを数える花びらの数は、偶数だった