詩人:青央紗
夢の中で空が光る
青い煙が地球を覆う
柔らかい唇から
滴る血
かわいいものだけ
溺愛する
ネコの手のひらが小さな花の大きな花畑に触れる
星が回転しながら
私達の前に優しく現れる
柔らかい肌に朝日がキラキラ照りつける
割れたコンクリート
隙間には日差し
君は誰もいない景色を進み行く
鮮やかな光と共に
切なく感じた事も
楽しい事態だと言い聞かせた
水色の綿毛の先に
光の泡がキラメク
大きな瞳で静けさの朝と空見上げる
体内に吸い込まれるきめ細やかな愛情
真実の傷薬
色とりどりの砂糖が私の道を照らし続けた
私の標準世界
進め