詩人:高級スプーン
しかしどうすることもできなかったのか生きるという明滅が速すぎて気付かなかった誰にだって暗くなる瞬間があることいつかは消えてしまうことも夜の闇には不慣れだしとか苦笑して言い訳にすらなっていないねその辺の猫のように突然お前は消えてしまった戻る場所ならあるのに残っているのは言葉だけこの口が余計だだって届いてないんだろう悔しければ目を光らせ血眼になって捜せよ