詩人:かけてん
戦争があったせいで余りに苦しい生活をおくっている彼らは余りに贅沢な暮らしをする僕たちを清くて透き通った目で見てくるその眼差しはとても僕らじゃかなわない強さがあった僕らは貧乏人でも、必死で働く彼らに比べれば裕福僕らは裕福で彼らは貧しいだけど僕らの目は彼らのような輝きはない夢なんて叶うはずがない彼らそれでも彼らの目は輝いている彼らの心は余りに豊かで僕らの心は余りに貧しい恵まれたはずの僕らの心は、余りにみじめで、生きるので精一杯な彼らの心には足元にも及ばない