詩人:トケルネコ
ひとりぼっちの夜がきて
長い永い夜の最果て
虚ろな目をして星をみるキミ 孤独な顔して煙草をふかすワタシ
ゼロになったら七つ星の宇宙へ
午前0時の虹が架かる
背後の影みつめれば
むしろオレたちこそが影と知る
儚く呼び合った無数の声達は きっと
きっと今もどこかの地平を彷徨い続けているのだろう……
ひとりぼっちに慣れきって 明けない空を夢想してる
虚ろな瞳はもうみない カコもミライも映らない
流れる雲がそっと優しく促せば
孤独な笑顔で最後のドアを閉じよう
ボクは宇宙へ ヒカリのない宇宙へ
涙もない なにもない虚空へ