詩人:どるとる
さよならの場所を探して旅に出るなら鞄には 忘れられた夢を詰め込んで風の先を 見つめていたらまどろんでいた随分 僕もあれから歳を重ねた気がする別れ別れの道だからどうか名残はないように薔薇色の日々だったよ 愛されたこと 愛したこと笑いあった昨日 泣きあった今日 いろんなことが過ぎてくたとえようもなく ただわき上がる感情にまかせて幸せだなあなどとほざけば簡単に笑顔になんてなれてしまう僕は今日も足りない言葉を探している余白を埋めるための言葉を探している。