詩人:甘味亭 真朱麻呂
日々は長いように思えても
ヤッパリ短いような気もする
そんな不思議な気持ちを抱きながら
僕らはずっとずっと生きていく
知りたくもない事
知りたい事
たくさん学んで
たくさん食べて
人は大きくなる
大人への一歩を踏み出す
昨日と同じ答えは
明日になれば解るのかな
昨日問いかけた
問題は明日には解決してるかな
大人に成っていく過程で僕はどれだけ
答えを見いだして
問いかけられたかな
その問いかけにすぐに答えられたかな
今抱えてる問いかけは明日解けそうかな?
自分でもわからないよ
そればかりはわからないよ…
昨日のように
僕らはずっと後になってから
遅くもあの日を悔やんだりする
最悪な場合でおじいちゃんになってから
おばあちゃんになってから思い出す
シワだらけの頭じゃ答えは見いだせないのに…
涙だけが頬から流れてくる
悲しみだけが胸に募ってくる。