詩人:evans
2004.7.31
いつも歩いている街
きょうは何処か違う
二つのハイウェイと
ショーウィンドウが並ぶ
ビルの谷間に囲まれた
ひとときの天国
上空を仰げば
夏の青空と厚い雲が
時計塔の重厚な建物とともに
京橋 新橋方面へと広がる
創業135年の老舗パン屋
初めて入る2Fのカフェ
音楽の宝庫 楽器店の本店
インコグニート メイザ・リーク
との久々の再会
ファッションビルの1F
30余年の歴史ある
本場ドイツの革メーカー
良いものは良い
本物志向のまち
研ぎ澄まされた
感性のまち
夕刻 19:00
隅田川に花火が上がる頃
この街の裏通りにある
老舗JAZZライブハウスで
3ヶ月半ぶりに
じっくり聴き入る生の音
ピアノ・ベース・ドラム
アルトサキソフォン
女性ヴォーカル
ここにも大空に上がる
花火と歓声のごとき
ドラムのリズムと
みなの拍手が湧き起こる