詩人:右色
――ただ一つの機能をもったそんな、機械になりたい――崩れぬ確信をパーツに組上げられた不滅の心臓で淡々と情熱をリズムする人形でいいなら人形でいいこの場合、意思など無価値だただ前に歩ける足だけを付けてくれ完成したら森へ行くそこで沈黙するためにただ一つの機能を必要をする誰かを待つ為にしかして沈黙はまだ遠い