詩人:umi
狂おしい程
好きなあの人とは
手を握った事さえない
奪いたい思いは
まだ心の片隅にあって
隠しているのだけれど
愛していても
愛されても
一緒に居れない2人
障害は何にもないはずなのに
歩み寄れずに時間だけが過ぎる
十分大人の2人のはずなのに
何かに怯え
前に進めず長い日々が過ぎた。
諦めというより
始めなかったお互いが
今更どの道を選ぼうと
もう…
いい頃だと思った。
今日も
あの人の事で胸を焦がしながら
他の男の腕の中で眠る
今日もあの人を愛しながら
他の男に抱かれてる
2009/11/29 (Sun)