詩人:綾
まだ暖かさが残る夕焼けのとき満開の桜並木を好きな人と歩いた限られた繊細な時間は移ろうたびに愛しくて忘れたい日がきたってきっと忘れられないだからずっと一緒にいてください私の左手は幸せを繋いでいる淡く咲き乱れる桜が茜色の風に揺れるもう誰も探さなくていいふたりのことを話そう