詩人:高級スプーンあと何年
救いのない作品が世の中に認められているのを見た時救われた気がした月も照明もどこまででもを照らさない明るい言の葉と音の裏側薄暗がりから暗黒へまだ見ぬ深海生物に多様性という名のスポットライトが当たる可哀想や面白がる視線を浴びても素知らぬ顔で今を生きるたまたま救われなかった出会えた偶然に何を重ねても黒一色あなたの現実は変わらないと言っても覗き込むのをやめないの