詩人:夢野咲道
空に向かって投げつけた君の想い出
僕にはもう必要無いモノさ
忘れた方が良いに決まってる
僕の為にも
何より、君の為にも
空に向かって投げつけた君の想い出
僕にはもう必要無いモノさ
美しい想い出になんてしない方が良い
僕の為にも
多分、君の為にも
空に向かって投げつけた君の想い出
「空の果てまで飛んで行け!」
と願ったのに・・・
振り上げた拳を待つより早く
想いは虚しくも空を切り
そしてそれは放物線を描いて落ちてきた。
加速を付けて落ちてきて
跳ね返って
そして・・・
僕の心の奥の一番深いトコロに突き刺さった・・・