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詩人:雪 刀寿
人に嫌われることが可能性をひらく
嫌われてもしようが無いと開き直り
生きる
新しい自分らしい考えが浮かぶ
これからは、機械が考える月並みな人格は
役立たない
自分が生活を楽しむのにも
本当の自分を掘れ
かといって支配層のジジババが
開き直り
悪魔を機械によって増やす
社会崩壊させ
自分たちは興味増やして
生き残ろうと必死
社会がどうなろうと
機械化学を支えに毎日が魂のサバイバル合戦だ
機械化学に身をひたしたブルジョアは
憎まれる魔をかかえこむ
会社の現場の隅々は
この問題をしっかり認識して
一秒一秒の現世を直してもらいたい
欲望の本性との闘いは
機械化学の中だけなんだが
病的魔をかかえこむ社会の潜在的魅力
を自然界からの贈り物として
どこまで共同幻想をたしなめるか
昔からの人間社会をちゃんと見たい