詩人:青空
涙も流せず助けを求める声さえも許されず、ただただ悪夢を繰り返す
どれほど辛く悲しかっただろう…
きっと憎しみより笑える明日を取り戻したかったんだろう…
空もみえない天井は遠く
やけに痛みだけが遺る
彼らに聞こえていただろうか…
サイレンはいつ誰が止めるの…
空もみえない天井は遠く
やけに痛みだけが遺る
次の年が明ければ 恨みの種が芽を出すんだ
二度とみてはいけない悪夢を誰が根絶やしにできる
花束なんかで何が償える
どんな祈りだって笑顔は
もう取り戻せない
空もみえない天井はやがて黒く黒く瞼を焼いた
僕らは忘れてはいけない
二度と悪夢を繰り返さないよに