詩人:どるとる
それは命という カタチのない贈り物
体というちょうどいい箱の中に
たくさんの 思い出があるように
隙間もなく 満たされているよ頭のてっぺんから爪先まで
命を 見つめる瞳が一生懸命に見つけた光
それは本当も嘘もまぜこぜの命がけのドラマ
「まだまだたくさん生きたい」
それが 何よりの願いのはずなんだ
そして今日も 朝は
プレゼントをくれる
昨日と寸分変わらない世界を
僕の下手くそな 歌声は君に届くかな
巡りめぐって血は受け継がれてゆく
今日までの日々があるのなら
明日も 今日と同じように笑わなくちゃ
終わらない夜を飛び越えて朝を目指す
「生まれなければ」そんな取り返しのつかないことを
言っているならまだマシなほうさ
ほら空に手が届く日も近いぜ
指先が 今 陽射しの欠片をつかんだ
それは希望によく似ていた
ときめきの予感
何か楽しいことがありそうなそんな予感
命を 見つめる瞳が一生懸命に見つけた光
それは本当も嘘もまぜこぜの命がけのドラマ
「まだまだたくさん生きたい」
それが 何よりの願いのはずなんだ
そして今日も 朝は
プレゼントをくれる
昨日と寸分変わらない世界を。