詩人:どるとる
誰かの帰りを待ちわびる誰かの
そわそわする 貧乏揺すりのリズムは
僕の胸の中にもなんとなく伝わるよ
街中は今 真夜中過ぎの
終電もさっき終わったとこなのさ
少しだけ ざわめいた胸の 突き刺すような痛みを早く
取り除いてくれよ あの間の抜けたようなアホ面見せて
ただいまって ただいまって さっきも言ったでしょう
けれど何度も言いたくなる そんな気持ちにさせるの
夜の街を星のように駆け巡ろう二人で
夜更かししよう 今夜は寝かさないよ
二人だけの 長い長い夜の散歩に出よう
昼間一緒にいれないぶんだけ楽しみなの夜が
眠ってるなんてもったいないと思った
真夜中の逃避行!