詩人:安曇
同じ事ばかりの日々が
退屈で平凡で
ぼーっと過ごす時が
退屈で平凡で
君の隣にぽかんといるのが
退屈で平凡で
――退屈だった
なくなるまで気づかないなんてさ
退屈が幸せで
平凡が幸せで
ふわふわした空気
ちゃんと見えていたのに
消えていく幸せに
気づかなかった
ねえ
気づいてたら何か変わったかな?
誰もいない助手席に
心にぽっかり空いた穴
君の隣は退屈で平凡だったけれど
安心できた 安心してた
君が
とても
とても大切
なくなるまで気づかないなんてさ
2005/08/11 (Thu)