詩人:名無し
光連れながら透けた原色が、床に自らを踊らせていて。ただのガラクタ、硝子球。彩色兼美…才は投げられた。欲しがるは最初だけ、いつか忘れ置かれたギョクになる。散らばせたアタシ咎めず、クレナイ覗いてアナタ笑った。この胸を赤く染めても、透かされし逆さ吊りの道化。