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[37928] コトノアト。

詩人:名無し

光連れながら透けた原色が、
床に自らを踊らせていて。

ただのガラクタ、硝子球。
彩色兼美…才は投げられた。

欲しがるは最初だけ、いつか
忘れ置かれたギョクになる。

散らばせたアタシ咎めず、
クレナイ覗いてアナタ笑った。

この胸を赤く染めても、
透かされし逆さ吊りの道化。

2005/06/24 (Fri)
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