詩人:まさと
旅立つ季節にも 巡り来る季節にも
かならず遠くを見据えた約束があった
夏が来ればこの道はまた1つに重なり合うから
つまらない事で傷付けてしまった夜も
またひとつ大人になれた瞬間なら
明日はもう少し優しくいようと言い聞かせた
いつかは癒えると信じていた傷は
懐かしい風が吹くと 今もかすかにしみるけど
1人ぼっちで泣いてた時も やがて訪れるこの幸せが
いつもどこかで見守ってくれてたなら
あの日に帰りたいなんてわがままを捨てられるね
胸にしまってる言葉は まだしまったままでいいから
今は振り返らず 昨日に背を向けながら