詩人:阿修羅
雨粒は穿つ花弁堕として貴方と視紛う色が地面に這って、いるのをあの時のあれと認識しはしない綺麗に咲き誇る華、程恐ろしいものはないのよ、と哂ったと見せ掛けて吐き出して、おいた君には、見えないように棘とは元から存在するもの哂った隙に殺す為穿つ雨粒突き刺す棘痛みは妙に脳裏に焼きつくだけ