詩人:MARE
広大な海に船を出した
見えぬ場所へ向かった
空が気持ちよくて
眠ってしまった
夜が孤独を教える
目が覚めたら夜だった
照らす灯台のてっぺんに
君がいて
でも眩しすぎて
君が見えない
夜の明かりが眩しくて
僕はまた寝たんだ
行き先を想い浮かべて
何日も船を漕いだ
漕いでいる時は
孤独を忘れていれる
今日もまた夜がくる
魚達は家に帰った
今日はやけに大きい月で
眺め続けた
でも眩しすぎて
そこから逃げた
僕の悪魔を見抜く月は
僕を追い続けた
君の灯台を探した
君の場所へと逃げた
2005/11/11 (Fri)