詩人:夕空
騒がしくもない日常に冷たい雨涙の形行方しれずさまよい歩いてたどりたどり道の上を歩き下を向いて疲れて空にため息雲に変えて両手はてのひらポッケに詰めて物見ぬ目で通り通り草を食べて橋の下川の麓に堕ちる雪に知る哀れさと尊さにふと息に飲んで体を温めた