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[17505] 僕と君B

詩人:Ray

君は言った

『私はあなたをとても大切に想うけど、でもそれ以上に、私には愛してる人がいるから』と。



僕は ただ漠然として
頷いた。



その夜
僕たちは別れて

君は『またね』と言って


愛する人のところへ行った



あいつの隣にいた日々も

いつも君のことを
考えていた僕。



でもそれは
「繋がり」じゃなくて・・・・



愛する人の隣で
幸せそうに 笑う君



幸せを 君にあげたくて
探していた僕だったけど


君は僕じゃない
他の人から

笑顔と勇気と幸せを
すでに 受け取っていて


「君がいるから僕がいる」

でも

「僕がいるから君がいる」

ではなかったんだ。





2004/09/26 (Sun)
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