詩人:流☆群
冬の朝
カーテンの隙間から覗く日差し
ケータイアラーム最大音
もぞもぞと顔あげる
日曜日、午後1時
なんとなく
それなりに
楽しい夢をみた
ぼんやりとした記憶の中
思い返す夢は
やはりぼんやりとした夢
ただ
本当に会いたい人には会えない
どれだけあなたを思って眠ることか
一日どれだけあなたのこと考えるか…
計りしれないほど
頭に浮かぶのはあなたの顔ばかり
でもね
どれだけ考えて
どれだけ想ったところで
あなたは夢にさえ出てこない
だからね
あたしは目を開けて夢をみる
目を瞑ってしまえば
あなたには会えないから
顔あげて
一番に考える
起き抜けの夢は
今日もあなた