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[114158] たいむましんにのって

詩人:山鳩

ぼくはあのころにもどりたい

たいむましんにのって

あのころのきみのめのまえにあらわれて

ごめんそれにありがとうと

そのことばをつたえたい

きみのこういをうけいれることができず

やさしいきみを

つめたくあしらってきらっていた

ちゅうがくせいのぼくのこころは

まだまだみじゅくで

そんなきみのたいせつなきもちを

だいなしにしてしまった

まわりのくらすめいとから

ひやかされてうわさされて

それがいやでどうしようもなく

ことばもかわさずめもあわさず

むししつづけていた

あれからおおくのときがながれた

いまかのじょは

あたたかなかていをもって

しあわせにくらしていることだろう

そしてぼくのことなど

すっかりわすれて

あたたかなにわのしばふのうえで

ほほえんでいることをだろう

ぼくはときどきおもいだして

そうねがっている

2007/11/07 (Wed)
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