詩人:ハト
弾けたシャボンの飛沫を手の甲で拭う意図して放たれた言葉はどれも安っぽく感じるのさ琴線は振るわない掻き鳴らしてくれる手が見当たらない探し出せない探しに行こうとも思えず今日もまたシャボンの飛沫を拭う何時か琴線が振るう日を待つ見上げた曇り空視界を横切るシャボンどこまでも飛んで行け