ホーム > 詩人の部屋 > どるとるの部屋 > 窓向かいの眺め > 投票

どるとるの部屋  〜 「窓向かいの眺め」への投 票 〜

  • どるとるさんの「窓向かいの眺め」に投票します。
  • 不正防止のため投票は「詩人の部屋」の登録者のみに制限させて頂いています。
  • ユーザーIDとパスワードを入力して「投票する」をクリックしてください。

[190975] 窓向かいの眺め

詩人:どるとる


久しぶりに泣いたのは いつのことだったか

一切の光を受け付けない心は 雨に打たれたよう

今日と明日の間に死が笑う

待ちくたびれたような
終わりのない 待ち合わせはいつまで
退屈な時間を 僕に与えるのか

いつまでもわからないものは 残されて

真っ白な頭に浮かぶ 見えない明日の世界

灰皿の上で悩ましく煙を立てる 吸殻

社会の縮図のように広がる
窓向かいの眺め

しとしとと 降る雨が濡らす 手足を

路地裏のレジスタンス
憂鬱な 界隈
割りきれない 毎日

幸せはまもなく死んだ。

2016/02/22 (Mon)
ユーザーID パスワード
一言コメント  


- 詩人の部屋 -