詩人:どるとる
バスに揺られること 15分弱
窓の外ばかり気にしている
猫と戯れながら 夜明けを待ってた
詠み人知らずの 唄のようさ
誰かこの気持ちを 代弁してほしい
目が覚めたときの まだぼんやりとした頭のままで
ふと思った 「あなたに会いたいな」
僕が好きな歌うたいは
悲しみさえも笑って 歌ってた
僕もまた 同じ志持つ人
甘くて酸っぱいブルーベリーを口にして
ふと目を閉じてパッと
目を開けたら 世界が変わった
そんな気がして でんぐり返しで飛び込む 蜃気楼。
2016/02/26 (Fri)