詩人:どるとる
降りだした雨が さらけ出した裸の屋根を濡らしてる傘を開いて 出掛けよう 雨などに足を止められるものか悲しみが雨にたとえられるのはなぜか知ってるかい?涙と雨の関係はどうやら 僕らが踏み入れられないくらい熱々悲しい気持ちは 素直にこのほほを伝って変わらない涙を運び届ける郵便屋さんほら あなたのお手元に間違いなく届いたでしょう笑顔の前のちょっとしたウォーミングアップ太陽の種を添えて。