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どるとるの部屋


[7481] 涙の郵便屋さん
詩人:どるとる [投票][編集]


降りだした雨が さらけ出した裸の屋根を濡らしてる

傘を開いて 出掛けよう 雨などに足を止められるものか

悲しみが雨にたとえられるのはなぜか知ってるかい?

涙と雨の関係はどうやら 僕らが踏み入れられないくらい熱々

悲しい気持ちは 素直にこのほほを伝って
変わらない涙を運び届ける郵便屋さん

ほら あなたのお手元に間違いなく届いたでしょう

笑顔の前のちょっとしたウォーミングアップ

太陽の種を添えて。

2016/03/12 (Sat)

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