詩人:さみだれ
私はどれほど強くなっただろうあなたがひたむきに歩くのを見て星ほどの距離を感じる「羽があれば」とか「星になれたら」とか絵空事を思い私は歩いた答えがなくなり気は沈むだろうそれでも道を作るあなたを星ひとつ分の光が促すどこにでも行けるように私は弱いちっぽけなものだ言葉もろくに出てこない星ほどの輝きを内に宿せどあなたひとり見つけられないそれでも私は歩くだろうただ歩き続けるだけだとしても