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[59110] ホーム

詩人:ハoィンロ


午後7時36分

家へ帰る人が増す頃

楽しぃ時間を過ごした二人

別々のホームの端と端

向かい合い
線路を跨いで話す二人

自然と声が大きくなって

寂しぃ気持ちを隠すよに



電車が来るのを告げるベルが
いつになく嫌な音に聞こえた


二人は向かい合い

アナタは小さく手をあげて

ワタシは小さく手を振った



二人の間を引き裂くように
電車がホームを走り抜け

何もなかったかの様に

走っていくんだ



誰もいなくなったホームに
アナタの残した微かな温もりが

ワタシの心を暖めた

2005/12/09 (Fri)
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