詩人:望月 ゆき
らせん階段をかけのぼり幻影をつかむジャンプしたら地上がせまる一転して ・・・楽園の入り口静寂を好む脆弱な聖者は聖書を手に清純な青春をおくる宙返りした中腰の天使は抽象的な注文に忠実にしたがう唱歌は空気を浄化する狂歌に人々は狂喜する入り口を 目前にして小さく 舌打ち・・・いいことばかり つづくもんじゃないさ手に入れた まぼろし後悔の海を航海する過失少年