詩人:さみだれ
森の中を無邪気に走り回る鈴の音を転がしながら不景気を嘆く大人は振り向かない人を呪う罪人も日常に支配された凡人もただ子供たちだけは鬼を怖がり帰路を探しているけれどあの子は妖精だ人を怖がっているいつも木陰に隠れて木の実を割ったり虫を観察したりしてるなにも悪いことじゃないただ多数決で決まったからあの子を矯正させようと周りの人たちは躍起になったり迫害したり