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詩人:IKUMI
昨日、何年か振りにお酒を飲んだ。
飲んで飲んで飲んで飲んで
忘れたかった。
寝たかった。
でも、忘れられず、寝れなかった。
悪夢から逃げられない。
お前のせいだと。
何度も言われる。
先に裏切ったのは…私?
「転校なんかしなければ私はこうならなかった!」
幼なじみで親友だったあなたの叫び。
…ちゃんと、守ってあげられなかった。
ちゃんと、伝わってなかった。
飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで、
生きたくないと嘆き、涙した。
久しぶりに人に涙を見せた。
情けない自分がいた。
「そんなんだから、優太君も失うんじゃん!」
…ガンっと鈍器で殴られた様な感覚だった。
そんな風に思われていたのかって。
「あんたなんか親友じゃない!」
一番ショックな言葉だった。
ごめんな。
傷付けて…ごめんな…
そしてまた私は…狂う。
アルコールに頼る。
ガスに頼る。
哀れな人間だ…