詩人:どるとる
久方ぶりについた嘘は 久しぶりに降った雨のよう重なるように 生きてるようでただ都合よく覆い被さってるだけだ君におんぶしているのは僕だった弱い心のぶんだけ 薄汚れた 偽物の優しさごまかすように 吐いて捨てる 嘘穴が空いた ところに埋め合わせているアップリケみたいにその場しのぎの嘘つぎはぎだらけの 立て付け工事。