詩人:アい兎たヲ
遠ざかって行くのをただ‥見ていた泣いたって仕方の無い事知っていたから遠ざかる貴方はぼろぼろと‥ぼろぼろとあたしの心を優しく締め上げるもう姿が見えなくなるとなぜかな‥お腹の奥から声にならない切なさが吸い込んでも飲み込んでも唇から零れ落ちるの枕に顔を押し当てて力の限り泣いてみた固く閉じた筈の目に映るのは貴方の笑顔と泣き顔なんですもし‥あの時あたしが嫌だと泣いていたら貴方はまだ此処にいてくれたのかな