詩人:どるとる
夏が春を追い越して しまったような少し汗ばむ 陽気に上着を脱いだこの街に住んでからもういくつ季節が過ぎただろうまだ 知らない空や景色に会いに行こう君を道連れにして東京の夜は どこか少し切なげで通り過ぎてく 光電車の窓の外 幻想的なイルミネーション夢を見ているようなそんな日曜日。