詩人:野良猫
忙しい日常
たった五分でもいぃ
あなたに会いたくて
濡れた髪のまま飛び出した
深夜午前零時前
真冬の冷たさが
アタシを凍えさす
それでもいぃ
この眼にあなたが映っていれば
この手であなたに触れられるのなら
いつだって会いに行くから
何処にも行かないで
今まで知らなかったこと
少しずつでいぃから
アタシに話してね
あなたの過去
どんな事でも知りたいの
辛い事は二人で忘れよう
あなたとアタシ
重なっちゃえば怖くない
その眼にアタシを焼き付けて
その手でずっとアタシに触れていて
今日も明日もその先も
可愛くない女だけど
愛して下さい。