詩人:微笑人
爪の先が黒く裂けてさながらフォークとでもいいましょうかきみの襟足をこいつで掴んであとは剥ぐだけそれはさながら最後の晩餐でしょうきみが空っぽになるならば私は焼かないどうか逃げずに私の中へいらっしゃいよマリアは痛悲な涙を流したでしょうが私は最高に幸せで笑みを隠せません逃げずにいらっしゃいよ私が突いて裂いて焼いてあげましょう