詩人:清彦
思い返せば それなりに自分らしく 過ごしてきたのだろうあの頃の夢には遠く及ばないけど流されながらもいつももがいたりしがみついたり逃げたりくだらなく笑う間に歩き煙草も出来なくなっちまった寒さを堪え忍ぶように知らぬ間に身体を小さく丸めて歩く道あらゆる声ふりほどいて走り去る有り様馬鹿らしいぜいつも何かを見たくて空を見上げるのさ