詩人:どるとる
夜明けの街に 海の向こうまで
光の絨毯を広げたら 目を覚ます合図
準備運動は 怠りなし
腹ごなしもすんでいることだし
あとはただ 風が吹くのを待っている
あの屋根の上の風見鶏が回ったら旅立とうと決めた
言い訳なら 尽きることもなく生まれる
余計な言葉を 吐き出しそうなら
大好きな歌を歌おう 夜が明けるまで
夜明け前の 街
堤防に沿って走る
僕は 夢追い人
突き上げろ拳を空に
誓え夢を叶えると
君の瞳はまだ
死んじゃいないだろう
物語はまだ始まったばかりだろう。
2016/06/17 (Fri)