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[191989] 夜明け

詩人:どるとる


夜を光が包んでいく 明けていく空 海鳥が颯爽飛んでいく

バイクのエンジンをうならせて走る
青い空と海がすぐそばには広がる

悲しみは いくら考えたって悲しみにしかならないから考えるべきは 他にある

広げた翼を たたまずにそのまま
開いていって 僕はせっかちな
夜明けを待てない鳥になる

昨日の傷痕は まだ癒えないままで
悲しい報せも 尽きることのない世界だ
たくさん転んだ価値はあるみたいだ

ほら未来は思ってたよりも少しだけだけど眩しいよ。

2016/06/22 (Wed)
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